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家族でも生徒でもない“こども”と、親でも教師でもない“おとな”が、“あそび”の中で出会い、気負わず楽しく居合わせる機会づくりに励む「こりれいず」。 代表のす〜さんが、活動や日々の出来事、思いついたことなどを羅列しています。どうぞ、 おつきあいください。 活動の予告・報告は Instagram(@korireizu) Facebook (@こりれいず仙台) でも確認できます。

2007

0308
またまた、しつこく、インクルーシブアートの話。それだけに、インパクトがあったのだ、この話題は(笑)。

今日、何気にネットで、先の「インクルーシブアートの日」のイベントについての、毎日新聞の紹介記事を見つけた。

地元紙の記事は、直に目にすることができたのだけど、毎日新聞は自宅でも職場でも購読していないので、どれどれ的な感じで見た。


あぁ~っ、やっぱり...... シンポジウム直後の、私の心配は杞憂では終わらないのかも。

だって、見出しが「障害者の芸術活動支援団体がネット発足 健常者と一緒、情報を発信」だものなぁ。

ご丁寧に、『「インクルーシブ」とは、「包括的=障害者と健常者が一緒に」という意味。』との文章まで記事内に。

個人的に、障がいのある人もない人も一緒に、というコンセプトはすごくすごく大切なことだし、今すぐにでもあらゆる場所や機会において尊重されなくてはいけないことだと思う。そのことは、日本の憲法でも保障されているハズだ。

でも、インクルーシブって、それだけじゃない!...と思いたい。

当事者やご家族、友人知人、支援の関係者には顰蹙発言かもしれないけれど、マスコミにこのように紹介されちゃうと、バリアフリーとか、ノーマライゼーショ ンといった福祉目線のコンセプト同様に、福祉関係者しか目を留めないのでは、と思うのだ。そのことは、障がいのある当事者やご家族、関係者たちにとって も、決して嬉しい話ではないハズ。だって、間口がこれまでと変わらないのだから。

私の杞憂であって欲しいのだが、「インクルーシブアート」という新しい可能性の間口を自ら狭めてしまう危険、それが心配なのだ。今回は、第三者による紹介記事だけどね。でもマスコミだしなぁ...

誰もが、どんな人であっても、ひとりの人間として尊重される社会づくりに貢献できる、それが、インクルーシブアートの凄さであり、可能性だと信じています。

毎日新聞の記事には、ちょっと残念です。部外者なのに熱くなってどうする、という声も聞こえてきそうですが...(爆)。

いつまで掲載されているかわからないけど 毎日新聞の記事は
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070305-00000101-mailo-l04
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