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家族でも生徒でもない“こども”と、親でも教師でもない“おとな”が、“あそび”の中で出会い、気負わず楽しく居合わせる機会づくりに励む「こりれいず」。 代表のす〜さんが、活動や日々の出来事、思いついたことなどを羅列しています。どうぞ、 おつきあいください。 活動の予告・報告は Instagram(@korireizu) Facebook (@こりれいず仙台) でも確認できます。

2007

0117

1月の「あそぼう」は、50音カードを使って遊んだ。

50音カードっていっても何のことはない、工作用紙をトランプくらいのサイズに切り、片面にひらがなを一文字づつ書いてある。ただそれだけの手づくりカードだ。1セットでは遊びが広がらないので、合計4セットを色違いで持ち込んだ。もちろん、濁点、半濁点、小さな「つ」 なども用意してある。

これらのカードを使ってやろうとしたのは「言葉づくり遊び」。用意した50音のカード1セットを使って、どれだけ多くの言葉(みんなが知っている名詞・動詞)を作れるかのチーム対抗戦だ。

もちろん、一度使ったカードは使えない。

このルールから、冷静に考えると、「酢」とか「絵」といった、一文字の単語をどれだけ多く出せるかが勝敗の鍵を握る。一文字は無理だとしても、文字数の少ない言葉を思いついたほうが有利になるのは間違いない。


1回戦、4チームに分かれた子どもたちが、思いついては考えることを繰り返す。さすがに「レストラン」「アイスクリーム」などの慣れ親しんだ言葉ができてくる。でもね、それってひとつの言葉の文字数が多いんだよね(笑)。

制限時間内でどれだけたくさんつくれるか。なかなかいい勝負。

正直なところ、1~2年生が大部分と低学年が多いため、50音カードの半分くらいを余してしまうんじゃないかと考えていた。あるいは、途中で飽きてしまって、終了時には子どもたちは半分も残っていないかも、とも思っていた。なので、今日はちょっとした実験と割り切って臨んだのである。

ところが、である。

子どもたちはものすごい集中力を示し、制限時間内に、4つのチーム全部が手持ちカードをわずかに3~4枚残しただけという状態に。できあがった言葉の数は、15~16個なんて当たり前。20個つくってしまうチームまで現れた。

ははぁ~、おみそれしました。

すごいなぁ、と関心しつつ、「もう1回やる?」と聞いてみると、1回戦参加者は全員残り、新たに参戦する子どもたちまで登場。

もっとも、この人気は、「この企画だと盛り上がらないかも」と察知した児童館の先生が、秘蔵の賞品つき(おもちゃや駄菓子)と触れ回ったからなるのです。

とは言っても、そのすごい集中力にはただただ驚くばかり。テレビの影響か語彙も意外に豊富でした。

続けた2回戦。やはり要領を掴んだらしく、一文字言葉が並ぶチームが登場。中には、大人なら知っているのだけど子どもたちに通じない、という「高級ブランド名」まで登場し、結局、優勝チームは24個の言葉をつくるのに成功しました。

やったー!

この50音カードあそび、レクリエーション協会の研修で習ったネタを早速使ってみたのだけど、なかなかの反応。もう少し難しくしたければ、しりとりにしていくとか、何文字以上の言葉限定にするとか、他のチームでも作った言葉はカウントしないとか、工夫次第でいろいろできるので、また試してみようと思います。

ちなみに、この日のゲーム中に思いついた、2セット使った神経衰弱も、なかなか面白そうです。

【50音カード版 神経衰弱】
①普通の神経衰弱同様にカードを2枚めくる
②2枚とも同じ文字だったら、その文字から始まる言葉を言う。
③「②」で言葉を言えたら、カードを獲得。言えなければ獲得失敗。

てな感じですかね。
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