家族でも生徒でもない“こども”と、親でも教師でもない“おとな”が、“あそび”の中で出会い、気負わず楽しく居合わせる機会づくりに励む「こりれいず」。
代表のす〜さんが、活動や日々の出来事、思いついたことなどを羅列しています。どうぞ、 おつきあいください。
活動の予告・報告は Instagram(@korireizu) Facebook (@こりれいず仙台) でも確認できます。
2023
私たちのグループ名「こりれいず」。発足直後には略称だったこの名前も、今はこれが正式名称だ。
しかし、チラシにはどうしても「旧称:もうひとつのこどもとおとなリレーションズ」と記してしまう。
旧称を記憶している人がいるとは思えないのに…
さらには、名刺にも。
「そんなことをするくらいなら、改称しなければ…」と思われるかもしれないが、長い名称を使う不具合が確かに存在するので、利便性の点から改称に後悔はない。
じゃあ、なぜ?
SNS等のプロフィール欄に記載している私たちのスタンスを、旧名称が簡単に言い表していると思うからだ。
私たちは、子どもたちが育つには、多様な人との関わりが必要不可欠だと考えている。人はまわりの他人との関わりを通してヒトとして育つのだと。
しかし、その多様な関わりの中で、急速に〝親でも教師でもない身近なおとなとの関わり〟が失われていると感じてならない。
親(家族)と教師(指導者)ともうひとつ。
成人前のまだ柔らかアタマの頃、親や教師の生きることへの向き合い方に目を向ける機会は多くはないだろう。
親や教師としても、「この子を一人前に! ひとりで社会で生きていけるように!」との期待や責任は大きく、言わなくても良い(言ってはいけない)一言を重ねてしまいがちになる。もちろん、全員がそうだとは言わないが…
その子の将来には何の責任もないが身近にいる、そんなおとなが素の言葉をかけ、素の態度で生き方を見せる。
総論的には、その仕組みがあることが、こどもの育ちには必要なのだと思う。
欲張りかもしれないが、親と教師ともうひとつ。
それが必要だと信じているから、発足時のグループ名は「もうひとつのこどもとおとなリレーションズ」。
15年程前に、無いアタマを絞って必要と思う言葉を最小限に、そしてすべてを盛り込んだ…つもりだ。
利便性のために縮めた名称では伝わらない、私たちの思いを伝えたくて、旧名称の併記、という不思議な行為を続けている。
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