家族でも生徒でもない“こども”と、親でも教師でもない“おとな”が、“あそび”の中で出会い、気負わず楽しく居合わせる機会づくりに励む「こりれいず」。
代表のす〜さんが、活動や日々の出来事、思いついたことなどを羅列しています。どうぞ、 おつきあいください。
活動の予告・報告は Instagram(@korireizu) Facebook (@こりれいず仙台) でも確認できます。
2023
わたしたちのグループ「こりれいず」は、一言にギュッと詰めると「子育ち応援のグループ」となるだろうか。
子どもたちのことを思いながら、そこに関わるこどもやおとなと一緒の活動を小さく重ねていく。大きなことは何もできないちっちゃなちっちゃなグループだからね(笑)。
さて、以前にも投稿の中で触れているが、「こりれいず」は、かつて仙台市国際交流協会(現仙台市国際観光協会)に、国際交流のグループとして登録していたことがある(今も残っているかなぁ)。
それは、仙台市にも“相当数の外国につながうこどもたちが存在している”という事実を知ったからだ。
そんなこどもたちが、仙台で孤立することなく同年代の仙台のこどもたちとあそびを通して交流できたら。ボードゲームならそれができるんじゃないか...と単純に思ってのことだった。
登録用紙の「活動内容」の欄を記入するときに、「なんか場違いかなぁ...」なんて思いながら、記入したのを覚えている。また、その時の担当者がやさしくて、窓口で気まずい思いをしなかったことも覚えている(笑)。
そんな気にしぃでありながらも心の片隅で考えていたのは、「“こりれいず”が国際交流を旗印にしたことは一度もない(たぶん、これからもない)が、そんな団体が国際交流に興味を持ち、持てるリソースを少しだけ開放する」ことこそが重要なんじゃないか、ということ。
実績ある団体のみなさんにケンカを売るつもりは毛頭ないし、成果が分かり難いかもしれないが、「国際交流(理解・協力)を旗印にしていない団体が“国際〇〇”の現場にたくさんいること」、つまり自分たちの活動をしたときに、そこに当たり前のように外国籍や外国につながる人が参加していること。これって、そのマチの国際力(そんな日本語あるのか?)のバロメーターのひとつになるのではないだろうか?
わたしたちが参加した年の「地球フェスタ(国際センターのおまつり)」には、そのような団体が、私たちの他にもたくさんいたように思う。個人的には嬉しい状況だった。
そんな昔の記憶を思い出したのは、「テーブルゲームであそぼう!」に参加してくださった方から、
「テーブルゲーム好きな発達凸凹キッズが、いろんな人と関わることができる貴重な場所になっています」
との評価(?)をいただいたから。
この一文で、私たちのつくる場が誰かの大切な場になることができたことが分かり、とても嬉しいし、そのように場を活かしてくださったことにも大大大感謝!!
「こりれいず」は、「国際交流」と同様に「対象を絞ったこどもたちの支援」も自分たちの旗印にしたことはない。恐れずに言えば、今後もそうはならないだろう。
ただし「集まってくれるこどもたちには、さまざまな状況がある」ということはしっかりと意識し、必要に応じて、その子たちが楽しく過ごすための望ましい配慮を欠かさないように努めたい。
正直、わたしたちの活動は、月に1度、こどもたちに会うのが精一杯。
そんな活動に参加してくる子たちの中には、もしかしたら、いじめや虐待を受けている子、貧困下にある子、内部障がいのある子、性的マイノリティの子、外国につながりのある子、等々、外見からは分からない、分かりにくい生きづらさを抱える子たちがいるのかもしれない。
専門的に支援活動をしている方たちや、当事者の方たちからすれば、「認識が甘過ぎる!」「それは支援とは呼ばない!」との批判を受けそうだが、(そもそも支援活動とも思っていないが)そのようなこどもたちを含めて、私たちのつくる場が、こどもたちの、さらには関わるおとなたちの安心で楽しい場・時間になるよう考えながら、今日も活動の予定をあれこれといじくり回している。
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