絶讚、読み散らかし中！

代表には、本を読み散らかす習性がある。

小説やエッセイはあまり読まず、その時その時で興味のある本を手に取り読み散らかす。しかも、読むのが遅い。何度も行ったり来たりしながら、なかなか読み進まない。読み進まないうちに違うところに興味が移ったりする。

なので、自然と読みかけの本が山積し、総監督に叱られる。ほぼ、小学生男子の生態だ。

しかも、その時の興味・関心が読書の最大の動機なので、本屋に行くと動物園の熊のごとく店内をうろつき、新たな興味を喚起されたりするから痛ましい。

さて、そんな興味・関心で、今、手にしているのが「イドコロをつくる(伊藤洋志著　東京書籍刊)」。

何かと忙しなく、自分の気持ちをごまかしながら生きる、息苦しい時代になっている現代。正気を保ちながら生き続けるためには、思考の免疫系を働かせることが必要になり、その手段として提唱するのが人それぞれの「イドコロ」の確保だ。

「居場所」とか「サードプレイス」という言葉もあるが、読んでいてそういった言葉よりも“場所(空間)”そのものより、“(自分なりの)過ごし方”や“場所との気持ちの関わりり様”にフォーカスしているように感じる。

「こりれいず」では、「テープゲームであそぼう！」という行事を定期的にやっているが、この時間と場所も誰かにとってのイドコロとして機能し得るのでは、と読み進めながら思っている。

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