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家族でも生徒でもない“こども”と、親でも教師でもない“おとな”が、“あそび”の中で出会い、気負わず楽しく居合わせる機会づくりに励む「こりれいず」。 代表のす〜さんが、活動や日々の出来事、思いついたことなどを羅列しています。どうぞ、 おつきあいください。 活動の予告・報告は Instagram(@korireizu) Facebook (@こりれいず仙台) でも確認できます。

2025

0620
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2007

1105
恥ずかしい話ですが、私は20代の頃までは「30代になったら人生は終わりだ」と根拠もなく思っていました。

わがままな私にとって、自分の好きなことを好きなときにできなくなる(と思っていた)30代以降は、ただただ惰性で生きていくしかない人生の後半戦のように思えていたのです。

ときどき、「結婚は人生の墓場」と言う人がいます。私にとっては、それが人生ではなく30代という年齢だったのです。

今考えると笑うしかないのですが、当時はそれなりにまじめにそう考えていました。

その年代を超えた今、自分はこれまでの人生の中でも最も充実した日々を過ごしているのではないか、と思うぐらいに楽しく幸せな日々を過ごしています。

そう、人間、年齢をとっても大丈夫、だったのですね(笑)。

私が「年齢をとっても大丈夫」と思えるようになったのには、ひとりの恩人がいます。

学生時代にお世話になったMさんです。Mさんは私のたしか8歳年上で、私が大学3年生のときにある写真展の実行委員会で出会いました。

当時、私が演劇部に所属していたこともあり、写真展終了後は、Mさんの舞台関係のお仕事(主に舞台照明)にアルバイトとしてくっついていました。一時期は自分のアパートではなく、Mさんの家から大学に通っていたくらい(笑)、朝から晩までお世話になっていました。

Mさんはフリーで仕事をしていたこともあり、助手的な待遇になり、いくつかのお仕事のお手伝いをする機会にも恵まれました。

もう20年も前の話ですが、Mさんから教わったことが、自分の仕事に望む姿勢の基本になっているように思います。

自分が息を引き取るときに「充実した人生だった」と思えるかどうかが大事という言葉を、多くの人が口にしています。

20代で終わりと思っていた自分が、臨終の間際まで人生の充実を目指し続けることは可能、と思えるようになったMさんとの出会いは、自分の人生において、どれだけのお礼を言いつくしても足りないと思うくらい、現在の自分につながる重要な出会いだったと思うのです。

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