家族でも生徒でもない“こども”と、親でも教師でもない“おとな”が、“あそび”の中で出会い、気負わず楽しく居合わせる機会づくりに励む「こりれいず」。
代表のす〜さんが、活動や日々の出来事、思いついたことなどを羅列しています。どうぞ、 おつきあいください。
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2024
ブログにあげる内容は、テキストをつくりスマホにためながら訂正をかけつつ、最終形にしながらあげている。
そのせいなのか、スマホのメモ帳に保存して、アップ忘れのものも出てくる。
先日、スマホの機種変更に伴うデータ移転中に、高校生たちが立ち上げたグループのメンバーとあったときのメモが出てきた!
2023年3月末のメモだから、約1年前の話になる。
時間差だけど復活メモをもとに、テキスト化してあげてみようと思う。
お会いしたのは、「まちづくりスポット仙台」の紹介で繋がった、学生団体「empathie」のメンバー。
話をする中で、一番、心に残ったのは「22.5°の関係をつくる」と言うフレーズ。
キャッチーな表現ということと、「こりれいず」に親和性がありそうな印象からだろう。
親と友だちをそれぞれ縦軸、横軸にしたときに、その中間が45°。よく言われるナナメの関係だ。
そこから更に半分友達寄りにしたのが22.5°の関係ということらしい。
最も考え方としては、“45°から友達側に寄せた”と考えるよりも、”いつもの友達関係から少しだけズレた(ズラした)関係性”と捉えるほうがより正確なのだろう。
このズレがある関係性が必要だと話していた。
その時に思い出していたのは、社会学者の阿部真大氏が自身のバイク便ライダーの経験から著していた、“個人が有する多様なセイフティラインの重要性”の話。
学生に限らず、人はみな何がしかのコミュニティ(家族や学校や職場や…)に足場を置いて日々を過ごしている。
そのコミュニティ自体が円滑に機能していたり、本人とコミュニティの関係性が良好であれば、何も問題はないのだろうが、世の中、何があるか分からない。
そのコミュニティに違和感や疎外感を感じたり、対立的な関係になったり。
果てはコミュニティ自体が崩壊することもあるかもしれない。
そんなときにもう片足が違うコミュニティに置かれていたら、絶体絶命の危機からは少しだけ距離が取れるかもしれない。
できるだけ多様なコミュニティに、複数のつながりを持つことが大切という話だったと思う。
22.5°の関係は、今の高校生たちのセイフティラインのひとつに相当するのかも、なんて思いながら、その活動の必要性に共感した。
その後の再会は適っていないが、「empathie」のInstagramを見ると、中心メンバーの世代交代も進み、さらなる活動の広がりを見せているようだ。
やはり、今、必要とされている活動なのだな、と改めて感じている。
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#セイフティネット
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