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家族でも生徒でもない“こども”と、親でも教師でもない“おとな”が、“あそび”の中で出会い、気負わず楽しく居合わせる機会づくりに励む「こりれいず」。 代表のす〜さんが、活動や日々の出来事、思いついたことなどを羅列しています。どうぞ、 おつきあいください。 活動の予告・報告は Instagram(@korireizu) Facebook (@こりれいず仙台) でも確認できます。

2007

0322
「“子どもの育ち”に最大の影響を与える環境要因は、周囲の大人たちだ」

これは、私の活動の師匠であるEさんから聞いた言葉だ。現在の私が志す活動の基本は、この言葉に始まっているのだと改めて思わずにはいられない。

この言葉を聞いた頃の私は、小さな広告制作の会社でイベントに携わっていた。後の師匠となるEさんとはお仕事の一環として出会ったのだ。

もちろん、当時の私はまさか自分が市民活動なる分野に足を踏み入れるなど、夢にも思っていなかった。

なにしろそれまでの30年ちょっとの人生において、「子ども」と言えば数年前に生まれたばかりの娘しか知らなかったし、「ボランティア活動」なんてほとんど無縁。そんな自分が市民活動やNPOに関わるなんて(笑)。

さて、それで冒頭の金言だ。

今の私はこの言葉に操られるがごとく、「子どもと大人」の関わりをもっと良いもの、豊かなものにしていけないだろうか、と考えている。

その一環として、とりあえず数年前から試行錯誤しているのが、「近所のおっちゃん化計画」だ。もちろん、そんな名前は今思いついたのだが、近所(地域)のオッちゃんになることをめざして自分なりに努力していることは確かだ。

実のところ、娘の通う小学校のオヤジの会に入学と同時に入会したのも、地域行政が呼びかける地域の大人が子どもを対象に企画運営する事業に参加しているのも、地元の児童館に出入りをしているのも、みんな、その目的のためだ。

地域の子どもたちに顔と名前を覚えてもらう。そして何とか一目置かれる存在になるには、と試行錯誤を繰り返しているのだ。

私は学区外の小学校に通学していたこともあり、子どもの頃に近所に知り合いの大人はひとりもいなかった。だから、「地域のオッちゃん」のモデルを私は知らない。

でも、それでも地域のオッちゃんのひとりになりたいと思い、今日も試行錯誤を重ねている。

あ~あ、すっかりEさんに洗脳されちゃったかな...(笑)。
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