家族でも生徒でもない“こども”と、親でも教師でもない“おとな”が、“あそび”の中で出会い、気負わず楽しく居合わせる機会づくりに励む「こりれいず」。
代表のす〜さんが、活動や日々の出来事、思いついたことなどを羅列しています。どうぞ、 おつきあいください。
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2009
G.W.も終わり、間もなく今年度2回目の「あそぼう!」が、昨日終了した。
昨日のお題は標題通りの「ドッヂビー」。そう、ウレタン製の円盤を投げて遊ぶアレだ。
「あそぼう!」ではお馴染みのメニューではあるのだけど、昨日はこれまでとはちょっと違う試みを採り入れてみた。
最初に結論を言ってしまうと、「(今回は)子どもたちにドッヂビーを触らせない!」ようにしてみた。
「ええっ? ドッヂビーあそびの回なのにぃ~っ!?」と思った方はぜひ続きを(笑)。
これまで「ドッヂビーあそび」では、1時間程度の時間の中で、「キャッチ&スロー(受け方と投げ方)」をして、チーム分けをして「ドッヂビー競技(ドッヂボールのルールでボールの代わりにドッヂビーを使う)」をするところまで無理やり時間内に収めようとしていた。
参加する子の中には、生まれて初めて「ドッヂビー」を目にする子もいるので、当然、「うまく受けられない子」や「うまく投げられない」子が続出する。
ほとんど練習時間もないままに「ドッヂビー競技」が始まってしまうので、きちんと参加できる子は一握りしかなかった、なんてこともあった。低学年の子の中には、ドッヂボールもしたことがないために、そのルールが分からずにコート内をただウロウロする子もいたりする。
これは、もうプログラム構成の失敗以外の何物でもない...と反省をしたところで、上記の「触らせないドッヂビーあそび」をすることにした。
何のことはない。「はさみドッヂボール」のドッヂビー版をすることにしたのだ。児童館職員にベタづきしてもらい、私と職員が当てようと投げるドッヂビーに当たらないよう(当てられないよう)コート内を逃げ回る、ということだ。
これが思いの他、盛り上がった...し、投げる大人側の体力的負担も想像を絶していた。いつもは終了予定の16時に終わることの少ない「あそぼう!」だが、この日ばかりは、15分を残して体力的なタイムアウト状態!
世の中に「見るとやるでは大違い」なことは多々あるけれど、この「はさみドッヂビー」も、ぜひその目録に加えてほしい。息も絶え絶えな大人を尻目に「もう1回っ! もう1回っ!」のコールが起きた時には、本当に目の前がクラクラしてしまったほどだから。
ということで、児童館職員の献身的な犠牲の上に、こどもたちの完成が広がったのでよかったとしておこう。ありがとうございました、N先生。
さて、これで終わってはせっかくの「ドッヂビー」の面白さが伝わらないので、今年度は6月・7月の「あそぼう!」もドッヂビータイムで行く予定。
既に参加した子どもたちからも「触りたい・投げたいコール」が御子ているので、次回は思う存分、1時間ぶっ通しで(?)投げ続けてもらうつもり。そして、 最後の3回目でドッヂビー競技をみんなで楽しめればいいな、と。このように展開していく今年度のドッヂビーあそび。興味のある方は、ぜひ遊びにいらしてく ださい。
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